国司文書 但馬神社系譜伝 第八巻・二方郡
国司文書 但馬神社系譜伝 第八巻・二方郡
二方郷(フタカタ)
二方神社 二方郡二方村鎮座 祭神 二方国造
大庭郷(オオバ)
八太郷(ハッタ)
須賀神社 二方郡波多村鎮座 祭神 二方国造
温泉郷(ユ)
※以上、延喜式神名帳と全く同じ。( )内は拙者補筆
国司文書 但馬神社系譜伝を調べた吾郷清彦氏は次のように記している。
二方郡は、もと二方国(二方は、古くは布多県と書す。人皇42代文武天皇庚子四年(701)、二方国を廃し、但馬国に合わせ二方郡と為す)であったように、面積では、養父・朝来の両郡に次ぎ第三位。人口(大正十年調べ)では第五位である。にも関わらず、本郡の式内社数が五社しかないのは、上古代にあって国府より離れた地域のためであったと思われる。
関連
- 国司文書 但馬神社系譜伝 第一巻・気多郡
- 国司文書 但馬神社系譜伝 第二巻・朝来郡
- 国司文書 但馬神社系譜伝 第三巻・養父郡
- 国司文書 但馬神社系譜伝 第四巻・出石郡
- 国司文書 但馬神社系譜伝 第五巻・城崎郡
- 国司文書 但馬神社系譜伝 第六巻・美含郡
- 国司文書 但馬神社系譜伝 第七巻・七美郡
- 国司文書 但馬神社系譜伝 第八巻・二方郡